首のストレッチ

首は頭を支える大事な役目

頭の重さは体重の7%といわれます。(70㎏の人なら4.9㎏)

その重さを首が支えなければなりませんが、正しい位置にあれば脊柱で支えることができ、首には負担がかかりません。

しかし、その頭の位置が正しい位置にないとその重さはすべて首にかかって来てしまいます。

首の筋肉は短く小さな筋肉が重なり合っていますが、頭を首だけで支える余裕はないのです。

そのため、頭の位置がずれてしまうと首は多大な負担を受けてしまいます。

そして、首や肩の筋肉が凝ってしまうのです。

その凝の原因である血液の循環を少しでも良くするために首のストレッチを行いましょう。

ここでは、首のストレッチ方法をお教え致しますが、あくまでも身体のバランスを整えなければ痛みの解消は一時しのぎにしかなりませんのでご承知ください。

首の側面から全面に張りがある時のストレッチ

①左側面のストレッチ

右手を頭の上を通って左側頭部をつかみ、右肩方向に引き寄せ首の左側面をストレッチします。
このとき左肩を下方に引くようにイメージします。

②右側面のストレッチ

①と逆の動作を行います。

③左斜め前のストレッチ

右手で左顎を下から持ち上げるように持ち、左手は鎖骨付近を押さえて首の左斜め前をストレッチします。
このとき目線は上方を見ます。

④右斜め前のストレッチ

③と逆の動作を行います。

⑤前面のストレッチ

両手の親指を顎にあて上方に押し上げて首の前面をストレッチします。
このとき目線は上方を見ます。

首の側面から後面に張りがある時のストレッチ

①左側面のストレッチ

右手を頭の上を通って左側頭部をつかみ、右肩方向に引き寄せ首の左側面をストレッチします。
このとき左肩を下方に引くようにイメージします。

②右側面のストレッチ

①と逆の動作を行います。

③左斜め後ろのストレッチ

右手を頭の上を通って左側頭部と後頭部の間付近をつかみ、右肩方向に引き寄せ右斜め下方向に押し下げて首の斜め後方(耳の後ろ下方)をストレッチします。
このとき目線は右斜め下方を見ます。

④左斜め後ろのストレッチ

③と逆の動作を行います。

⑤後面のストレッチ

両手を顔の前から頭の上を通って後頭部を包むように持ち、前方に引き寄せて首の後面をストレッチします。
このとき目線は胸部を見ます。

ストレッチを行う上でのの注意

◎決して無理をしてはいけません!

●ストレッチされている筋肉を意識しましょう。

●全身の力を抜き、痛みのない(気持いい)程度に行いましょう。

●呼吸は止めずに、息を吐きながらゆっくりと(1箇所20秒位)伸ばしましょう。

●反動をつけずにゆっくり行いましょう。過激なストレッチは逆効果です。

●その日の調子に合わせて、適度に毎日行いましょう。

※現在治療中の方、痛みのある方はストレッチを行い痛みがひどくなることも考えられます。医師や専門家の指示に従って行ってください。ストレッチを行ってみて痛みが増すようであれば速やかに中止して担当医に相談してください。