正座ができない

正座ができない本当の理由

正座をすると痛みがあったり膝を曲げるのが辛いという人の多くの原因は変形性膝関節症といわれますが、膝の上下についている筋肉に原因がある場合も実は多いのです。

膝の上には大腿四頭筋やハムストリングがあり、また膝の下には前踁骨筋、下腿三頭筋、アキレス腱があります。

これらの筋肉や靭帯に柔軟性がなくなると膝を引っ張ってしまい膝が曲らなくなったり膝痛をおこしてしまいます。

現代人はイスでの生活がほとんどで90度位しか膝を曲げることをしなくなって来ています。

そうすると次第に膝の柔軟性が失なわれてきてしまうのです。

若い頃なら筋肉の衰えもさほど気にならないのですが、40歳、50歳を過ぎる頃になるとそれは深刻ですね。

膝の可動域を広げましょう

それを防ぐために大腿四頭筋・ハムストリング・前踁骨筋・下腿三頭筋・アキレス腱を柔軟にすることが大切です。

そのためには、各筋肉と腱のストレッチを行いましょう。

また、正座をした場合に膝の屈曲と足首の伸展、股関節を広げるという動作が伴いますので、前踁骨筋(スネの筋肉)やアキレス腱、股関節を柔軟にしましょう.